モーニング大腸カメラ

モーニング大腸カメラとは

モーニング大腸カメラ検査とは、朝の時間帯に受けられる大腸内視鏡検査のことです。

一般的な大腸カメラ検査は昼頃から開始され、終了が夕方になるケースが多くありますが、モーニング大腸カメラでは午前中から検査を行うため、昼頃には検査が終わります。

そのため、丸一日スケジュールを空ける必要がなく、検査後もその日の予定を立てやすいのが特徴です。

仕事で忙しい方や家事・育児で時間を確保しにくい方など、限られた時間の中で検査を受けたい方に適した大腸カメラ検査です。

モーニング大腸カメラをお勧めする方

  • 仕事の都合で一日休みを取ることが難しい方
  • 内視鏡検査のために丸一日時間を確保するのが難しい方
  • 午後に予定があり、午前中のうちに大腸カメラ検査を済ませたい方
  • 忙しい会社員の方や家事・育児に忙しい主婦の方
  • 限られた時間を有効に使いたいとお考えの方
  • これまで大腸カメラ検査を受けたことがなく、初めて検査を検討している方
  • 下部消化管内視鏡検査に関心があり、受診を考えている方

大腸カメラ検査の必要性

大腸カメラ検査は、先端に高性能カメラが付いた細いスコープを肛門から挿入し、大腸全体と小腸の一部を直接観察する検査です。粘膜の状態を詳しく確認できるため、大腸がんや大腸ポリープなどの病変を早い段階で見つけることが可能です。

大腸がんは、早期に発見して適切な治療を行うことで治癒が期待できる病気といわれています。そのため、症状がなくても定期的に検査を受けることが重要です。

「大腸カメラは痛そう」「苦しいのではないか」「不安や恐怖がある」といった理由で検査をためらっている方も少なくありません。検査について気になる点やご不安がある方は、どうぞお気軽に当院までご相談ください。

午前中に受けられる大腸カメラの流れ

検査予定の5時間前から下剤服用

事前にお渡ししている下剤の服用を開始していただきます。下剤は約2時間かけてゆっくりお飲みください。服用開始から30分~1時間ほどで排便が始まり、5~6回ほどトイレに行くことで腸内がきれいな状態になります。

ご来院

当院の大腸カメラは一番早くて9時30分から予約可能です。
ご予約の時間にご来院いただき、検査着へお着替えいただいた後、検査室で大腸カメラ検査を行います。検査自体の所要時間はおよそ20分程度です。

検査終了

検査後はリカバリールームで30分~40分程度ほどお休みいただきます。その後、更衣室でお着替えをしていただきます。

休憩終了後

外来にて医師より検査結果の説明を行います。受付でのお手続きが完了しましたらご帰宅となります。
鎮静剤を使用しなければ10時には会計を終了できます。
鎮静剤ありでも10時30分には帰宅できます。

当院の大腸カメラの特徴

1. リラックスした状態で受けられる内視鏡検査

当院では、患者様の身体的・精神的な負担をできるだけ軽減するため、鎮痛剤・鎮静剤を使用した内視鏡検査に対応しています。余計な力が入りにくくなるため、スムーズで精度の高い検査が可能になります。鎮静の効き方には個人差がありますが、多くの場合、苦痛や不快感をほとんど感じずに検査を受けていただけます。

当院の鎮静は深いリラックス状態を目指す方法で、一般的な「完全に眠っている間に行う検査」とは異なり、呼びかけへの反応や会話が可能な状態で検査を行います。ご希望がある場合には、より深い鎮静にも調整できますので、検査に強い不安がある方はご相談ください。

2. 次世代内視鏡システムを導入

当院では、微細な病変の発見に役立つ「Blue LASER Imaging(BLI)」や、炎症の状態をより鮮明に確認できる「Linked Color Imaging(LCI)」を搭載した最新の内視鏡システム「ELUXEO 7000」を導入しています。これにより、これまで多くの内視鏡検査・治療を行ってきた院長の経験と技術を生かし、より精密な観察が可能となっています。

3. 炭酸ガス送気による検査

大腸カメラでは観察のために腸を膨らませる必要があります。当院では空気ではなく炭酸ガスを使用して腸を広げます。炭酸ガスは体内に吸収されやすく、呼気として体外に排出されるため、検査後のお腹の張りを軽減できるのが特徴です。

4. 検査中に見つかった大腸ポリープをその場で切除

大腸がんの多くは、長い年月をかけて大腸ポリープから発生すると考えられています。当院では、大腸カメラ検査中にポリープが見つかった場合、その場で切除する日帰り手術に対応しています。検査と治療を同時に行えるため、改めて別日に手術の予定を組む必要がなく、食事制限や下剤の服用も一度で済みます。

ただし、ポリープが大きい場合や数が多い場合には、安全面を考慮し、入院設備のある連携医療機関をご紹介することがあります。

5. 苦痛を抑える「無送気軸保持短縮法」を採用

当院では、スコープ挿入時の苦痛を軽減するため「無送気軸保持短縮法」という高度な挿入技術を用いています。大腸は曲がりやねじれが多く、個人差も大きい臓器です。また、腹部手術の既往がある場合には癒着が生じていることもあります。この方法は、腸管への負担を抑えながら挿入できるため、より負担の少ない検査につながります。

6. 最新の「水浸法」による安全で負担の少ない挿入

水浸法は、少量の水を腸内に注入しながらスコープを進める方法です。腸を無理に膨らませることがないため、膨満感や痛みを抑えながら検査を行うことができます。

当院ではフットスイッチで操作できる自動送水装置を導入しており、医師が両手でスコープ操作を行いながら送水できるため、より繊細で安全な操作が可能です。

7. 検査後はストレッチャーのままリカバリールームへ

鎮静剤を使用した場合、検査後は薬の効果が落ち着くまで休憩していただきます。当院ではストレッチャーに横になったままリカバリールームへ移動できるため、無理に歩く必要がありません。リラックスした状態のままお休みいただけるよう、プライバシーにも配慮した空間をご用意しています。

8. 胃カメラと大腸カメラを同日に実施可能

当院では、胃内視鏡検査と大腸内視鏡検査を同じ日に受けていただくことも可能です。検査日を別々に確保する必要がなく、事前準備も一度で済みます。胃がん・大腸がんはいずれも40歳を過ぎる頃からリスクが高まるとされており、同日検査は忙しい方にも適しています。

ただし、同日検査が可能かどうかは医師の判断が必要となるため、まずはご相談ください。

9. 土曜日・日曜日の内視鏡検査に対応

平日に時間を確保するのが難しい方のために、当院では土曜日・日曜日にも胃カメラ検査や大腸カメラ検査を実施しています。お仕事などで忙しい方でも、無理なく検査を受けていただけます。

10. ブルーライト照明による視認性向上

内視鏡検査では、赤い粘膜のわずかな変化を見分ける必要があります。当院では検査室の照明にブルーライトを採用し、補色効果によって粘膜の変化や病変を見つけやすくしています。これにより、より精度の高い観察を目指しています。

モーニング大腸カメラにご興味のある方は当院へ

当院では、大腸カメラ検査が必要と判断された方に対して適切な検査・治療を行っています。大腸カメラ検査でポリープが見つかった場合には、日帰りでのポリープ切除にも対応しています。

また、消化器内視鏡専門医・指導医の医師が、検査前の診察から胃カメラ・大腸カメラの内視鏡検査、さらに検査後の結果説明まで一貫して担当いたします。患者様に安心して検査を受けていただけるよう、責任を持って診療を行っています。

モーニング大腸カメラについて詳しく知りたい方や、検査をご検討中の方は、どうぞお気軽に当院までご相談ください。

この記事の執筆者

院長 塙 秀暁

略歴

平成16年 日本医科大学医学部卒業
平成16年 日本医科大学武蔵小杉病院
平成20年 北村山公立病院
平成21年 海老名総合病院
平成23年 埼玉県立がんセンター
平成25年 日本医科大学武蔵小杉病院
令和03年 松風台クリニック開業

所属学会・資格

  • 日本消化器病学会 消化器病専門医・指導医
  • 日本消化器内視鏡学会 消化器内視鏡専門医・指導医
  • 日本消化管学会 胃腸科専門医・指導医
  • 日本がん治療認定医機構 がん治療認定医
  • 日本超音波医学会 超音波専門医・指導医
  • 日本食道学会 食道科認定医
  • 日本ヘリコバクター学会 ピロリ菌感染症認定医
  • 日本大腸肛門病学会 大腸肛門病専門医
  • 日本外科学会 外科専門医
  • 日本消化器外科学会 消化器外科専門医・指導医
  • 日本消化器外科学会 消化器がん外科治療認定医
  • ICD制度協議会 認定ICD(感染制御医)
  • 厚生労働省 臨床研修指導医
  • 難病の患者に対する医療等に関する法律施行規則第15条 難病指定医

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